こんにちは。輸入ビジネスの専門家、MARUです。
前回、「amazonに広告を出したい?費用対効果100%以上出した3つの秘訣」という記事を書きましたが、大まかに「Amazonの広告とは何か?」という概要しかご説明できませんでしたね!
もっと具体的なAmazonで有効な広告の設定方法を知りたい人には、少し物足りなかったかも知れません。
そこで今回は、「Amazonのスポンサープロダクト広告」の効果的な設定方法をスクショも使って解説したいと思います。闇雲に設定しただけでは、Amazonで広告を使う利点を引き出せないので、この記事をしっかりと読んで、基礎をおさえていきましょう!
正直、昔の僕自身も設定方法すら分からずに、Amazonでただ広告費を無駄遣いしてしまっている時期がありました…。今思えば、もっと早くから分析・改善と向き合うべきでした。
あなたも「ROASを500%以上、900%以上出せるように設定する!」という大きな目標がたてれるように、今回の記事を書いていますので、ぜひ参考にしてください。
Amazonのスポンサープロダクト広告の設定〜分析は本当に簡単です。しかし、適当な設定は費用対効果を悪くするので、ROASを上げる設定することを心がけましょう!

Amazonのスポンサープロダクトで広告を出す前に、準備するべきこと

自分は「広告費」1日の上限をいくらに設定できるのか?

まず、Amazonの広告を出稿するにあたり、どれだけの広告予算が取れるか?を考えておきましょう。
基本的に「Amazonのスポンサープロダクト広告」は、1クリック=費用発生なので、”クリックされなければ、いくらでも無料”です。
また、自社商品を表示させたい「キーワードの入札単価」と、実際に「クリックされた回数」がコストに比例します。この入札単価は10円だったり、30円だったり、200円だったりと、人気のキーワードによって価格が異なります。
Amazonでのキーワードの入札単価は、googleの広告に比べるとかなり安いのが特徴です。
人気のキーワードでも、200円などで上位表示させることも多くあります。
「予算に1月10万くらい必要かな?」と感じている人でも、商品数が少なければそんなに費用はかかりません。それでも心配な方は、Amazonで使える一日の広告費用の限界を決めておきましょう。
1ヶ月計算で…1日MAX(2,000円)×30日=1月6万円のコスト。
こんな感じに自分で制御できるので、しっかりと決めておいてください。
Amazonでは自分で広告費の上限を管理することが大切です。
言い換えると、”管理さえしてしまえばガンガン広告を出稿できる”ということです!
スポンサープロダクト広告で、アピールする商品を選ぶ
Amazonのスポンサープロダクト広告では“どの商品”を出稿するのか?”と”どのような目的で出稿するのか?”

自分の現状在庫をしっかり把握して、しっかり考えておきましょう。
今までの経験則上、僕がおすすめする順位は下記の通りです。
- 販売個数を増やしたい(売上拡大&ランキングUP)
- 商品をアピールしたい(インプレッション数を増やす)
- 売り切りたい(在庫処分)
Amazonでは、この順序で広告の対策を打つほうが効果的です。
「在庫処分」に関しては、値下げをすれば単純に売れることも多々あるからです。それに赤字でも処分したい物をAmazonで、わざわざスポンサープロダクトを使うのもどうかなと思いますからね。
それよりも、「もっと売りたいもの」をしっかりと広告運営し、販売個数UP&売上ランキングUPに繋げるほうが、Amazon内のSEOにも効果的で重要なキーポイントになります。
自分が「大口出品者」であり、「カートを獲得できているか」確認しておく

前回もお話しましたが、Amazonのスポンサープロダクト広告を使って売り出す商品が、「カート」を獲得できているか?絶対に確認しておきましょう。
Amazonの広告の全ては、「ショッピングカート」を獲得していない商品は広告設定が反映されない仕様になっています。
そのため「設定したはずなのに…なんでだ?おかしいな?」なんてことはよくある話で、それは、自分がショッピングカートを獲得できていないからです。
セラーセントラル→ビジネスレポート→詳細ページ・売上トラフィックで、出品している商品がどのくらいカートを維持できているか確認しておきましょう。
”100%”に近いほうが当然よいです。

さらに、Amazonの出品形態が「大口出品者」でないと、スポンサープロダクト広告は使えないです。
月額費用がかかっても問題なければ、セラーセントラルの「設定タブ」から小口→大口へ変更できます。(広告運営には必須なので、変更することをおすすめします。)
Amazonのスポンサープロダクトの設定方法と画面の見方

事前準備が終わったので、ここからは具体的にAmazonで広告を“効果的に設定する方法”について解説していきます。
Amazon広告キャンペーンマネージャー【画面の見方】
Amazonで広告を出稿する事前準備が整ったら…さっそく、キャンペーンの設定をしていきます。
まずはAmazonのログイン後に広告の管理画面まで移動します。
「セラーセントラル→広告タブ→広告キャンペーンマネージャー」をクリック。

クリックすると、スポンサープロダクト等、「Amazonで設定している広告の管理画面」が表示されます。

上部には、Amazonで運営している広告の売上や、広告費などのグラフデータが表示されます。
ここのグラフ項目は、「+指標を追加する」というところから、表示させたい項目を追加することが可能です。
このグラフを毎日確認しながら、Amazonで自分が出稿している広告キャンペーンの売上や、費用対効果をチェックしましょう。
2日前のデータは反映されますが、当日のデータなどはまだ反映されていないので、読み間違えないようにしましょう。

画面下部には、各設定広告キャンペーン別の詳細データがAmazon内で確認できるようになっていて、この部分で実際に設定・運用を行います。
キャンペーン毎に予算の変更をしたり、広告の「有効/無効」タブをクリックすれば、一時的にAmazonの広告を止めることも可能です。
Amazonスポンサープロダクト広告の設定方法
先ほどの「広告キャンペーンマネージャー」をAmazonの管理画面から、実際にamazonスポンサープロダクト広告を設定していく訳ですが、やり方は下記動画を参考にしてください。
スクリーンショットだと、膨大な数になるので…分かりやすく説明されている動画をご紹介致しました。
動画内では、各項目に関しても的確に分かりやすく説明されているので、初心者の方には大変有意義な広告の設定方法となっています!
Amazonで広告を出す時に有利になるマル得な見方!
動画内では、Amazonのスポンサープロダクト広告について、色々説明があったとは思いますが、「オートターゲティング」「マニュアルターゲティング」について触れられた箇所がありましたね。

ハッキリ申し上げます!
初心者の方は、必ず「オートターゲティング」で広告キャンペーンを作成してください。
ズバリ…「何のキーワードが売れるのかこの時点では分からない」ことが、オートタゲティングにする理由です。マニュアルターゲティングでガッツリ対策すべきワードが現状分かっていないのに、今設定する理由が全くの0だからです。
オートターゲティングで、商品詳細や商品キーワードからAmazonのbotが関連キーワードに対して広告表示してくれるので、まずは、そのデータを沢山取ることが大事です。
また、データ収集を始めてから、データ分析(エクセルで確認できます)をしっかりと行い、マニュアルターゲティングで顧客を掴み取ることが肝心です。王道は「オートターゲティング+マニュアルターゲティング」この二段構えです。
Amazonのスポンサープロダクトの分析の仕方と改善

Amazonで行えるスポンサープロダクトの分析方法は必ず覚えてください。
僕もずっとこの考え方は守り続けていますし、この見方を知ってるか知らないかで、素人よりも断然上ですよ!
先ほど、Amazonのスポンサープロダクト広告の「マル特な見方」についてお教えしました。
その中で、エクセルデータで分析をするということを書きました。「それをどうするのか?」ここで学んでいきましょう!
まずは、セラーセントラルの広告画面より「レポート」をクリックします。
その後、「広告レポート」をクリックするとこの画面になります。

「レポート期間」をレポートで分析したい期間に設定。
その他の項目は全て、上の画面通りで大丈夫です。その後、左下の「レポートを作成」をクリック。

そうすると、画面下にレポートが作成されるので、右側の「ダウンロード」をクリック。

ダウンロードしたEXCELファイルを開くと、今まで運営してきたデータが全て表示されます。
しかし、このままではかなり見づらいので、「テーブルとして書式設定」をクリックしてあげると、すごくデータが見やすくなります。
このエクセルデータを使い、
- CVが高い・低い
- 広告費が高い・安い
- 除外すべきキーワードはどれなのか?
判断・分析して広告運用していきます。
全て読んでいただけたでしょうか?ここから先は説明を読んだことを前提として、もう少し詳しくAmazonのスポンサープロダクト広告について触れていきます!
Amazon広告の「費用対効果」

前回の記事で、このROAS(費用対売上)画像をお見せしたと思いますが、Amazonの広告は、費用対効果が他の広告媒体よりも素晴らしく高いです。運用している方ならば、ほぼ全員の方が同様に答えると思います。
それは、先ほどの動画内にあったエクセルデータを抽出して、各キーワードの入札単価をチェックすると理由が分かると思います。
そう…
とにかく安い!これがズバリ費用対効果が良い理由です。
世界的企業の仮想モールのAmazonが、こんな激安で広告を表示させてくれるの!?といつも疑問ですが(笑)
Amazonの集客率はとんでもない規模で対策しているし、沢山のユーザーの目に触れる回数を広告で増やし、広告費(コスト)も安く表示可能でCV(購入)まで至る。
このサイクルが毎日莫大な量行われるからこそ、費用対効果が抜群によいわけですね。
マニュアルターゲティングに”お宝キーワード”を設定する

オートターゲティングで広告キャンペーンを作成し、Amazonで運営していると…上記の画像のように、1日に沢山調べられる「お宝キーワード」を見つけることがあります。
もし、このキーワードを見つけることができたら、絶対にマニュアルターゲティングで設定しましょう。マニュアルターゲティングの「完全一致」で、広告費を高くしてでもAmazonで上位表示させることが肝心です。
Amazonでは、1ページ目の一番左上に表示させるだけで…売上がガッツリ上がります。しかし、これは上記のようなお宝キーワードの場合に効果を発揮します。これは、他人に教えてはならない財産になりますし、今後もそのキーワードを元に商品開発や、仕入れを行うことが可能です。
そして、Amazonのロボットは「売れている商品」を上位表示させてることを常に念頭におき、ランキングを上昇させてAmazon内のSEOを上げることを心がけましょう。
☞【関連】約8000万円の売上達成!amazonの販売をする時に役に立つ5つの販売戦略
全く売れない・見られないキーワードは除外対象に設定していく

「売れるキーワードがあるなら、売れないキーワードもある。」
これは至極当然の話ですね。
オートターゲティングの場合、どうしても色々なキーワードを拾ってしまうので…こちらで効果の薄いキーワードに設定してあげましょう。
コスト削減にも繋がり、ACOSを下げることで費用対効果をよりよくできるので、キーワード分析を行ったら、売れないワードを都度登録していきましょう。
Amazonの広告「スポンサープロダクト」を出す時の注意点

ここまで、Amazonの広告について見てもらいましたが、最後に一番大事な「注意点」について紹介します。
日々の分析・改善を怠らないこと
「日々の改善・分析をしないこと」。基本的なことですが、一番気をつけておきたいことです。

また、面倒な作業ではありますが、広告の効果に直結する部分になります。
なので、ここをいかに効率よくしていくかが重要なので、「オートで設定したから大丈夫♪」と気を抜かないようにしましょう。
入札単価が高く、売れないキーワードは必ず”除外”する

キーワードの入札額が安いことがAmazonで広告を出すメリットではありますが、中には当然入札単価が高いものもあります…。
もしもそんなキーワードばかりだと、商品自体にオファー(売り・メリット)が少なければ、クリックだけされて売れない=Amazonで広告費だけが発生する。
しかも、”単価200円で200回クリック”なんてことも起こりうるんです…。
そうならないように、Amazonの広告を行う場合は、しっかり除外キーワードに設定して管理を行いましょう。
まとめ
最後にまとめとして、「Amazonのスポンサープロダクト広告を活用しているユーザーの声」の動画がありましたので紹介します。

動画内でも仰られていますが、Amazonのスポンサープロダクト広告は、1つの検索キーワードに対し、”どれだけのインプレッション数があるか?”や”どれだけのクリック数があるか?どれだけのCVRがあるか?”ハッキリと分かります。
ツールなどは一切使用せず、これだけの情報が分かる。
かつ、実際に商品が購入されるのが何と言ってもAmazonのスポンサープロダクト広告の”最大の強み”ですね。
だからこそ、個人でも企業でもしっかりと対策に力を入れている訳です。
また、Amazonスポンサープロダクト広告をやればやるほど、売上に繋がるのが本当に面白いところです。
今回は以上となりますが、今後はここでは触れることができなかったAmazonで広告の効率がさらに上がる方法も記事にできればと思っています。
さぁ、Amazonのスポンサードリンクが初心者の方は今から広告の実践・分析をやってみましょうね!
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