どうも、MARUです。
ここ数年、メルカリの転売で違法と判断され逮捕された人のニュースをよく目にするようになりました。
メルカリ転売=違法な行為ではないですが、違法な行為をして法律を破る人がいるようなのです。
メルカリでの転売は気軽にできますが、最低限の法律は知っておかないと法を犯し最悪の場合は逮捕されてしまう可能性があります。
なので、今回はメルカリの転売で違法だったケースを逮捕例をあげてお話ししたいと思いますので、ぜひ参考にしてください。
だからといって、メルカリ転売は違法だと決めつけてやらないのはもったいないです!最低限のルールや法律を知っていれば稼げる販路の1つなのでしっかり勉強しておきましょう!

そもそもメルカリの転売は違法なのか?

繰り返しお伝えしますが、メルカリ転売そのものは違法ではありません。
メルカリだから…というより、取り扱う商品が問題になるケースが多くあるのです。
例えば、現金・ブランドのコピー品・窃盗品をメルカリで転売して逮捕されたケースがありました。
これらは、メルカリに限らず転売すれば違法となります。
また、メルカリ転売でチケットを売りさばいて逮捕されたケースもあります。
これは、取り扱ったものが個人での取り引きの枠を超えていると言う理由で古物営業法違反で逮捕されています。
チケット高額転売に関しては、ファンの怒りが芸能界から政界まで動かし、参議院でチケット高額販売を禁止する法案が通ったのは記憶に新しいですよね。
弁護士さんのサイトでのやり取り
弁護士さんのサイトを見てみると、メルカリ転売で違法だと言われて困ったと言うケースやトラブルについての投稿が多く見られました。
しかし、メルカリ転売そのものが違法であると言うお話ではなく、取り扱った商品をコピー品だと知らなかった人の投稿などがありました。
1人の人は、購入者が転売してコピー品だと分かり、家宅捜索を受けたと書いています。
■質問者
メルカリで偽ブランド品を出品していました。
そして、その商品を購入した方が、転売をし、被害届が出されて逮捕されました。
その後、3月初旬、芋づる式で、自宅を家宅捜索をされました。
もう一年以上、偽ブランド品の出品はしていないのですが、家にあった偽ブランド品4点、通帳、携帯を押収されました。
~中略~
1、逮捕の可能性はありますか?
2、どのような罰則が予想されますか?
3、これは在宅事件というものでしょうか?■弁護士さん
1、逮捕の可能性はありますか?
可能性が全くないとは言えませんが、これまで逮捕されておらず、捜査にも協力していれば、逮捕の可能性は低いと思います。
2、どのような罰則が予想されますか?
前科前歴がなく、偽ブランド品の販売規模も小さいということであれば、起訴猶予か略式罰金となる可能性があると思います。
3、これは在宅事件というものでしょうか?
逮捕勾留されずに在宅のまま取調べがされていますので、在宅事件ということになるでしょう。
引用記事 https://www.bengo4.com/c_1009/c_19/b_564041/
この方はコピー品だと知らなかったようですが、メルカリの転売で違法な商品を販売し、それを買って転売した人が逮捕されたことにより、自分にも捜査が及び逮捕されないか心配しています。
法律に違反しているので、いくらメルカリとは言え違法とは知らなかったでは済まないと言う事例ですね。
こんなことにならないためには、やはりメルカリに限らず転売をする上では法律を知っておく必要があります。
かと言って、弁護士のような知識はいらないです。
あくまで、違法とならないためのメルカリで必要な最低限の知識だけです。
メルカリボックスでの質問
Q メルカリ転売は違法なの?
転売について
転売について
メルカリ転売は違法なんですか?良く本とか出品されてますけど。2017/8/20 2:04
- マフモフ
- 評価: 371
- スッキリ: 54
- 解決数: 3
違法ではありません。ですがメルカリ内で購入した物を高額転売するのはメルカリの規約違反に当たります。それとチケット転売はダフ屋行為に近いので法律に違反してると言えます
2017/08/20 02:08
引用URL https://www.mercari.com/jp/box/q8721ec0861a9cb94
この返答されている人も書いていますが、チケットを高額で転売するのはダフ屋行為と判断されて実際に逮捕されたケースがあります。
メルカリ転売は違法にならないように、気をつけて行う必要がありますね。
また、メルカリで転売しても違法とならない物でも、やり過ぎたりすると運営側に通報されたりすることもあるので注意しましょう。
ゴリ押しで値下げしておいて、すぐに高値で売ったりされたら売った人は気分が悪くなるのは当たり前です。
気を付けよう!メルカリの転売が違法になった逮捕事例

メルカリの転売そのものは違法ではないものが多いのですが、中には知らずにもしくは知っていて転売し逮捕された事例があります。
メルカリでの転売で違法にならず合法に行えるように事例をしっかりと見ておいてくださいね。
- 現金を出品して逮捕
- 窃盗品をメルカリで転売して逮捕
- スタバの偽ロゴを使って逮捕
事例1現金を出品して逮捕

2017年4月に、メルカリの転売で現金を出品した4人が逮捕されました。
現在使われている1万円札5枚を5万9千500円で販売し出資法違反の容疑で逮捕されたのですね。
このケースはクレジットカードを現金化したので、マネーロンダリングと言う行為にあたり、違法と判断されました。
現金欲しさにクレカのショッピング枠を使って、転売ではないですがメルカリで違法な行為に手を染めてしまった人の例ですね。
恐らくこれを違法と知らずにやっていた人も多いのかもしれませんね…
https://news.nicovideo.jp/watch/nw3072433
事例2 窃盗品をメルカリで転売
2018年1月、大阪府の男性が、民家から盗んだブランド品などをメルカリで転売し逮捕されています。
盗んだ現金以外の腕時計やデジタルカメラ、財布をメルカリで出品して現金化してしたようです。
また、全国的に盗難品を違法と知りながら、メルカリで転売する悪い人が増えていて、野球のボールやバットまで売る人が出てきているようです…もはや何でもありですね。
ここ最近は、メルカリの対策が甘いといった声が大きくなっていて、警察内部でも「またメルカリか…」となっているようです。
今後はこういった違法な転売の防ぐためメルカリの対策が厳しくなってゆくでしょう。

間違いなくこの記事を読んでいる読者さんはやらないと思いますが、言うまでもなく盗品を売れば、違法であるのでやらないようにしましょう。
事例3 スタバの偽ロゴを使って逮捕
2017年12月、コーヒーチェーンで有名なスターバックスの偽ロゴマークを入れたスマホケースをメルカリで転売した兵庫県の男性が逮捕されました。
スターバックスが商標登録をしているロゴマークを不正に使用し、商標法違反の疑いでした。
それ以降も千葉などでも、スタバの偽ケースをメルカリで違法に転売して逮捕されるニュースが立て続けに流れていましたね。
バレないと思って転売したかはわかりませんが、メルカリは誰でも見れるし違法な行為をしたらすぐに逮捕されると思わなったのでしょうか…

商標法違反はとても重い罪となり、捕まると取り返しのつかないことになるので気を付けてください。
ただ、気を付けたいにはスタバくらいの大手企業なら気付くのですが、メジャーでないと、たまに知らない内に違法となる転売をメルカリでしてしまうことがあります。
メルカリでの転売でリサーチしようと中を見ていると逮捕されなくても違法じゃないか?と思える商品があることに気づきます。かなりグレーなので、やらないように気をつけましょう。
注意!メリカリの転売で逮捕はされないけど、違法になるケースもある!

メルカリの転売では、知っておかないと逮捕されなくても違法となるケースがあります。
まずはメルカリの規約から見てみましょう。
メルカリ転売における違法行為に関する規約
商品の売買を目的としない取引(ポイントや売上の移行、マネーロンダリングにあたる行為)
これは先ほど少し触れましたが、メルカリで現金を転売して逮捕された事例です。
現在使われている1万円札を数枚貨幣価値以上の価格で販売していました。
クレジットカードの現金化に使われるのでマネーロンダリングだと判断されました。
製造や販売にあたり、法令上許可・届出・免許等が必要な商品について、許可・届出・免許等なく当該商品を出品すること
酒税法や食品衛生法・地方公共団体の条例に違反するものをメルカリで転売すると違法になります。
お酒を継続して販売する場合、本来なら酒類販売業の免許が必要です。
加工した食品を販売する時には、保健所の営業許可が必要です。
虚偽の設定、または誤った情報を記載すること
購入者を欺く行為はメルカリの転売では禁止されています。
この中にある「虚偽のブランドに設定」がコピー品販売に当たるので違法行為になります。
公序良俗に反する行為
この項目は、メルカリでの転売だけでなく他のプラットホームを利用しても違法行為にならないように気をつけるべきことです。
メルカリの転売で禁止されている出品物一覧
メルカリで禁止されている商品の一覧を見て、出品しないように気をつけてビジネスをしましょう。
明らかに違法なものから、これをメルカリで転売するのは規約違反となるのか…といったものがあります。
偽ブランド品、正規品と確証のないもの ▼
知的財産権を侵害するもの ▼
盗難品など不正な経路で入手した商品 ▼
犯罪や違法行為に使用されるまたはそのおそれのあるもの ▼
危険物や安全性に問題があるもの ▼
児童ポルノやそれに類するとみなされるもの ▼
18禁、アダルト関連 ▼
公序良俗、モラルに反するもの
使用済みの下着類 ▼
使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など ▼
医薬品、医療機器 ▼
許認可のない化粧品類や化粧品類の小分け ▼
法令に抵触するサプリメント類 ▼
保健所許可や営業許可のない食品、開封済みまたは到着後1週間以内に消費(賞味)期限が切れる食品 ▼
たばこ ▼
農薬 ▼
現金、金券類、カード類 ▼
チケット類 ▼
領収書や公的証明書類
ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなどの電子データ ▼
物品ではないもの (情報、サービスの提供など) ▼
手元にないもの ▼
福袋 (内包される商品の名称や写真がないもの) ▼
所有者の変更登録が直ちにできないまたはそのおそれのある自動車やオートバイ ▼
試作品(商品サンプル)の掲載がないオーダーメイド品 ▼
象牙および希少野生動植物種の個体などのうち、種の保存法により必要とされている登録がないもの ▼
アクティベーションロックやネットワーク利用制限のかかった携帯端末、残債がある携帯端末、契約中の携帯端末 ▼
その他法令に違反している、またはその可能性があるとメルカリ事務局が判断した商品 ▼
メルカリ事務局で不適切と判断されるもの ▼
このようにたくさんありますが、販売するのに許可が必要なものや、コピー品・青少年に悪影響を与えるもの・ワシントン条約に違反するものなどが見受けられます。
こう言う規約をしっかりと読んでからビジネスを行うようにすれば、メルカリの転売で知らずに違法行為をしてしまうリスクを避けられます。
メルカリガイド
禁止されている行為
https://www.mercari.com/jp/help_center/getting_started/prohibited_conduct/#b20
禁止されている出品物
https://www.mercari.com/jp/help_center/getting_started/prohibited_items/
あなたが、メルカリ転売で違法にならないために、学んでおくべきこと4つ!

メルカリの転売で知らないうちに違法なことをして逮捕されても知らなかったでは済まないですよね。
ですから、最低でもこの4つは頭に入れて、商品を扱うようにしてくださいね。
1、メルカリの禁止行為がわかる規約をしっかり読んでおこう

メルカリでなくゲームやスポーツでもルールを知らないと成立しませんよね?
これはメルカリ転売でも同じで、違法な行為じゃなくても、出品者と購入者の間に起きるトラブルを回避する目的で禁止されている行為やルールがいくつかあります。
これを知らずに規約違反をしてしまうと最悪アカウントが使えなくなってしまいます。
メルカリで転売を始める前に禁止行為をしっかりと確認するために規約をすみずみまで読んでおくようにしましょう。
法律を守っていて違法でなくても、メルカリ転売が出来なくなってしまった意味がないですよ!
https://www.mercari.com/jp/help_center/getting_started/prohibited_conduct/
2、知的財産権などの○○権に気を付ける

メルカリでの転売をしていても逮捕されるには至らないかもしれませんが、著作権には気をつけるようにしましょう。
知的財産権と言われるものにはいくつか種類があります。
メルカリの転売で禁止されているのは、○○風などと表記する何かを模倣したような商品です。
著作権法違反の罰則は10年以下の懲役または1000万円以下の罰金とありますが、刑事上と民事上の両方関係して来ますので、軽く考えずしっかりと気をつけて行きましょう。
https://www.jpaa.or.jp/intellectual-property/
3、ワシントン条約などの国際条約も把握しておく

メルカリの転売で逮捕されないために知っておくべき国際条約があります。
転売をするときに、外国から商品を輸入する場合があります。この条約に違反すると、懲役や罰金と言う罰則があります。
ワシントン条約とは?
簡単に言うと、絶滅危惧種である野生の生き物を保護する目的で作られた国際的な条約のことです。
このワシントン条約で保護されているものの商品を取り扱う時には、許可証や承認証・事前確認証などを輸出国や経産省大臣から受ける必要があります。
貨物の種類で手続きに必要な書類が違ってきますので、取り扱う時には注意しましょう。
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-010911.html
4、古物営業法違反になる行為をしない

中古品を転売目的で購入し、メルカリの転売で継続的に繰り返し販売するのは、古物を取り扱う許可が必要な行為に当たります。
過去にチケットを高額転売して7000万円を超える売上を出していた女性が逮捕された事例があります。
自分が買って使わなくなったなどの理由でメルカリで転売するのであれば、古物の許可は必要ないのです。
取扱商品が多かったり、繰り返してメルカリなどで転売するのであれば、違法行為と判断されるリスクがあるので古物商許可証を持っている方が安全ですね。
まとめ
このように、メルカリで転売した商品が違法とされたことが原因で逮捕された事例が実際にあるとわかったと思います。
メルカリに限らず、コピー品を取り扱うことそのものが違法です。
最近になってチケット高額転売を禁止する法律が出来てきたこともあり、メルカリで転売をする人のモラルを問う声も多くなっていますね。
僕は、OEMと言う方法で海外から独自商品を仕入れて販売していて、このようなケースになることがありませんが、国内で仕入れてメルカリで転売されている方に知ってほしくて、この記事を書かせていただきました。
せっかく気軽にメルカリでの転売ができるのに、違法な商品を取り扱うなんてもったいないですよね。あなたには、この記事を参考にして、違法性がないビジネスをして欲しいと思います。また、私は中国輸入についてメルマガで情報を配信しております。(詳しくはコチラをクリック!)宜しければご覧ください^^
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